盗難車探しのタイムリミット

最近の自動車盗難事件は一昔前のものと目的が大きく変わってしまいました。過去によくあったのは、車を盗んでそれを国内で売りさばいたり、他の犯罪に使うなど、ほとんどが日本国内で使用することを前提に行われてきました。しかし、最近の盗難は、ほとんどが外国へ売り飛ばして、利益を得るという方向性に代わってきたようです。特にロシアや東南アジア、中東向けによく行わており、それらの国と航路で結ばれた港近辺では非常に多くの盗難車があるといわれています。この場合、盗まれた車を見つけることができるのは、国内にある時までで、貨物船の載ってしまったら、もう二度と見つけることはできないでしょう。
ただ、貨物船に乗せられるまでには時間がかかります。盗んだ車をバイヤーに売り込むのですが、そのバイヤーを探すのにも時間がかかり、盗難車だと分からないように手を加えるのも時間がかかります。貨物船も毎日動いているわけではないので、船が来るまで待つ必要があります。
なんだかんだで盗んだ車を貨物船に乗せるまでの半月から1カ月はかかるといわれているので、車を探すのはこの期間までという事になります。車が盗まれてから長く見ても一か月以内に見つからなかったらきっと外国でその車が走っていることなり、盗難車探しは絶望的となるでしょう。